精油は大量の植物の成分を一本のボトルに凝縮して注入したものです。いわば、植物の生命エネルギーそのものですから、なるべくフレッシュなものを、鮮度の高いうちに使い切るようにしましょう。購入する時には、ラベルをチェックして製造年月日や使用期限を確認し、なるべく新しいものを選びましょう。陳列棚の奥の方に新しい物が置いてあることが多いので、よくチェックせずに手前の商品を選ぶことはせず、複数の商品を見比べて確かめましょう。また、購入したものを使う際には、パッケージやラベルに使用開始日を記入しておきます。精油は開封した時から劣化が進むので、いったん封を開けたら、使用期限にかかわらず早目に使い切ることが大切です。封を開けた日はつい忘れがちなので、ラベルに日付を書いておけば安心です。一般的に、開封後は柑橘系に精油で2~3カ月、その他の精油で半年以内に使い切るのが良いと言われています。精油は高価なものなので、使い切れないものがあってもつい勿体ないから、と使ってしまいがちですが、劣化した精油は身体に悪影響を及ぼし、アレルギー等の症状を発することがあります。一度アレルギーを発症してしまうと、もう二度とその精油が使えなくなってしまうこともあるので、常に精油は新鮮なうちに使いきり、古いものは速やかに処分しましょう。
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